収録を終えてのご感想を教えてください。(演じられたキャラクターへの印象など)
内田:
ガッツリ一本分の収録ということで、ページ数で言うと70ページを超える結構な大作というボリューミーな収録をやれたことは非常に楽しかったです。今回はいつも別の現場でもご一緒している千葉君と一緒で、個人的にはこれだけしっかり絡むというのもかなり久しぶりな気がしたので、それも非常に楽しかったです。
千葉:
原作を先に読ませていただいて、恋愛だけじゃなくSEとしての二人が楽しく仕事をしている様子も細かく描かれていて、そのあたりもすごく面白く読ませていただきました。それをCDに落とし込むということで、読むのは時間がかかったのですが、演じるのは本当に一瞬に感じました。二人が仲良くなっていく様子がなんだか演じていて楽しいなと思いながらやってたらあっという間に収録が終わってしまいました。最初は相手役が誰とは知らされていなくて。僕がBL作品の経験値がなかったので、相手役は仲良い近しい先輩がいいなと思っていたら、相手役が雄馬さんだと伺って、本当にありがたいし嬉しいなと思いながら今日一日終えることが出来ました。
今作の聴きどころ(セリフやシーン)をお教えください。
内田:
今回は、会話の量がとても多く、割と二人とも激しく感情的にならないので、そのコミュニケーションがすごく面白いなと思いました。大きくパンパンって当たったら弾けるような表現の作品は割とあると思うんですが、そういう作品と比べるとだいぶ独特な間尺で、聴いてる方もやんわり気持ちいいテンポ感で聴けるんじゃないかなと思います。僕が演じた仁もそんなに大きく感情を表に出すほうじゃないのですが、自分の中で煮詰まって頭でグルグルしている感情が全部タイピングに出たり、自分で出しはしないけど行動や仕草などから滲み出てくる感情の出方がすごく可愛いんです。そういうところで結構キュンとするポイントもあるのではないかなと感じています。
千葉:
最初にテストで演じた時に、仁役の雄馬さんがグイグイ来る感じじゃなく、仁なりの正義で攻めてくるのをすごく感じたので、僕は雄馬さんの演技を受けて今日は自然にやっていいんだと思いました。全体的な雰囲気の個性というものを感じてほしいです。あとは、悠馬自身の執着のなさというか、最初から「男か女はどっちでもいいんだけど」と言っていて、初めて同性にアプローチをかけられた瞬間にそれを言えるって面白い人だなと思いました。仕事のことを考えながら、自分の恋愛のことも考えている頭の良い人だなと。そんな悠馬が仁のどこの言葉に影響を受けているのかなどを集中して聴いていただけたら楽しいのかなと思いました。
仁は資格を取るため勉強をしていますが、ご自身のお持ちの資格やこれから取ってみたい資格などありましたら教えてください。
内田:
僕は結構あるんですよ。車の免許を持っているんですけど、バイクの免許も大型まで持っているんです。
内田:
これはずっと取りたかったんですけどまだ取れていなくて、陸海で船舶免許を取りたいなと思っています。空も本当は取りたいんですけど僕あんまり目が良くないので、調べてはいないので詳しくは分からないんですけど、パイロット系は確か視力の制限があるって見たことあるので…。 とりあえず、まずは海から攻めていきたいです。いかがでしょう、ちばしょーは。
千葉:
僕は自動車の運転免許を持っていないので運転免許を取りたいです。2022年取りたいと思ってます。
千葉:
そう、今年取りたい。結構昔から色んな習い事をしていたんですけど、ズルズル通った上でサボって辞めるというのを繰り返してきたので、多分免許取得も時間をかけたら無理なタイプだなと思っています。持っている資格も本当に漢検2級しかないです(笑)1級の教本とかを読むだけで、受けずに辞めてしまいました。原付も本をプレゼントしてもらって読んだのですが、受けるまでに至らなかったです…。
千葉:
もったいないですよね、だから受けたいんです。めちゃめちゃ初歩ですけどね、運転免許取りたいって。
内田:
いやいや、良いと思う。運転免許って資格の中では第一歩感がありますから。いいと思います!
悠馬は作中で髪を切っていますが、髪型へのこだわりはありますか。
千葉:
僕、学生時代めちゃめちゃ金髪で、声優になって黒に戻してちょこちょこ染めていたんですけど、結局セットせずに出掛けられる髪ということで今の黒髪に落ち着いてます。
内田:
確かに、その感じのちばしょーよく見る気がするな。
千葉:
雄馬さんいつから結構明るめの金髪キープしてるんですか?
内田:
去年の11月くらいに一回きっかけがあって染めたんですけど、一回染めるとすぐに黒に染めるのもったいないなって思って、どうせならもうちょっと限界まで染めようかなって。それで、僕今年で三十歳になるので、二十代のうちに…
千葉:
全然つまんないことで話止めちゃうけど…え?!
内田:
9月で三十歳になるので、二十代のうちに髪の毛は一回染めきろうかなと思ったので今はかなり染めてますね。最初に染めてから計三回ブリーチして今の色になっていて、もうここから先は色を入れながら黒に戻していこうかなと思ってます。
内田:
何色がいいですかね、特別それもこだわりがあるわけじゃないので、ヤンキーみたいにならなければいいかなと思いながら染めています。
千葉:
今の色が一番いいんじゃないですか?何着てもオシャレに見えるじゃないですか。
千葉:
はい!僕、こだわりというか、「カジュアルもフォーマルもいけて、何着てもオシャレになる髪型にしてください」って言って切ってもらっています。ならないんですけど。
千葉:
流行っててオシャレな感じにしてくださいって言って(笑)
内田:
確かにね、そういう意味ではセンター分けは今流行っているからね(笑)でも楽が一番ですね。
千葉:
実はそうなんですよね。朝のアフレコに体一つで行けますからね。
内田:
僕は帽子を被っちゃうので、寝ぐせついてても関係ないです(笑)帽子被っていって、とるころにはサラッとしててほしいって願いながら帽子を被ってますね。
仁達は博多の出張でお土産を沢山もらっていますが、ご自身が貰って嬉しいお土産や、ひとにあげて喜ばれるお土産などありましたら教えてください。
千葉:
博多でいったら、「博多通りもん」が、この業界に入って最初に一番嬉しいものだなと思いました。それまで「博多通りもん」を食べたことがなかったので、大人になってから現場で頂いて
「なんだこの美味しい食べ物は?!」って。
千葉:
めちゃくちゃ美味しくて、それがあるたびに頂いてました。
内田:
そうなんだ。まぁ博多でいったらやっぱり明太子とかですかね。明太子パスタを作るのが好きだから。
内田:
パスタだと楽ちんなんですよ。麺を茹でて明太子とバターを混ぜれば明太子パスタになるから。だから明太子は最高に嬉しいですね。
千葉:
本当に何もできないの次元が他の追随を許さない。茹でるくらいしかできないです。
千葉:
そうですね!何なら明太子持っていくのが一番難しいですよね(笑)