収録を終えてのご感想や聴きどころをお教えください。(演じられたキャラクターへの印象など)
榊原:
私は幼少期の行瑠くんを演じさせていただいたんですけれども、本当に楽しい!(笑)
榊原:
僕の中に存在する使役心といいますか、幼少律路くん役の徳留さんと一緒に収録できたんですけど、本当に可愛らしい幼少律路くんを演じてくださっているが故に、より一層僕の中にある秘められた加虐心といいますか…(笑)「はぁ~可愛いね~」みたいなね(笑)
榊原:
「こんな事をしたらどんな顔になるんだろう」みたいな嗜虐心をすごく良い感じに煽っていただけて、自分自身が行瑠くんになった気持ちですごく感情移入して収録出来ました。一言でまとめると、楽しかったです!
徳留:
幼少期の律路を演じさせていただきました徳留です。僕は普段特に「これがいい」とかなかったんですけど、いざ榊原さんの声を聴くと、ちょっとエロさというか…
徳留:
普段可愛いのにセクシーな感じもあって、エロいって言ったら語弊があるけど(笑)可愛いのに色気があるので、それも行瑠くんから感じられて、可愛い子どもなんですけど、受けてドキドキする感じがすごく伝わってきて、僕自身もすごく楽しいしドキドキしていました。だから演じていて自然に律路に入ることができてとても楽しかったですね。これはもう榊原さんじゃないとできないなと思いました。
(先生から)十鳥が好きな動物の剥製をたくさん置いていたことにちなんで好きな動物がいましたら教えてください。
榊原:
割とどんな動物も好きですね。近所のワンコたちも大好きだし、猫たちも大好きだし、広い意味で言えば人間も動物じゃないですか。家電とかも好きなんですけど「人類ってこんなに頑張ってるんだ」みたいな(笑)あとは、人間も含めて色んな生き物たちの行動を見るのがとても好きなので、ワンコとかが「ご飯を食べたいのに割り込むってことを思いついてない動き」とか可愛いなと思います。
徳留:
観察というのがお芝居に繋がっているかもしれないね!
榊原:
そうですね(笑)人間も含めてって言いましたけど、人間の行動の「こういう気持ちだからこういう行動になっているんだな、ふふふ」という気持ちは行瑠くんを理解するうえで、自分の中にある似たところを引っ張り出して重ね合わせるみたいな。きっとその部分が発展していった先かつ律路くんにそれをガって向けると、行瑠くんの見ている世界が見えるんじゃないかなと思いながらやっていました。
徳留:
なるほどね、色々なことが繋がっているんだね。
徳留:
あ、そうでしたね!(笑)僕は、ワンちゃんも好きなんですけど最近好きなのはショウガラゴっていう小さいお猿さんがいるんですよ。それがすごく可愛くて大好きで、写真フォルダの中がそればっかりなんですよ。友達に「もういいって…」って言われるくらい。尻尾が長いんだけど、寝るときに自分の尻尾を抱いて寝ることがあるの。
徳留:
超かわいいんですよ!ぜひぜひ調べてみてください。
作中では不安定な涙や嬉し涙など泣くシーンが印象的ですが、ご自身が最近泣いたもしくは泣きそうになったエピソードがありましたら教えてください。
榊原:
僕は、少し前に何年も続いていた作品の完結編の映画が公開されたんですけど、その映画を少し時間が経った今、改めてその表題曲を聴いていたら「公開した直後って色んな人に話とか振りやすかったけど、現状で誰かにその映画の話をするタイミングって難しいな」と思いながら「時間って経過してるんだ」って感覚になって…
榊原:
その作品は当時少年だった頃に観ていて、自分も同じように人型決戦兵器に乗って戦ったらとか妄想したりして過ごしていました。僕はドンピシャ世代ではなかったんですけど、テレビ放送から映画の公開までかなり期間が空いた作品だったので、その間に子どもとして見ていた自分が気付けば大人になって見ていて、さらに最新の映画版になってくるとだんだんと楽曲がオシャレに変わっていってて、そのオシャレさが多分子どものときの自分だったら分からなかったけど大人になって改めて聴くと「このオシャレさが刺さる」と思い、自分の時間の変化を感じたときに「時間って流れていくんだ、世界って変わっていくんだ」って思ってすごくノスタルジックな気持ちになって(笑)夜に一人でお酒を飲みながら曲を聴いてたら染みわたって「人の命って儚いんだな、時間って去っていくんだ、流れていくんだ」って気持ちになっていました。
榊原:
なんでしょうね、厨二病が来るのが早かったからとかあるかもしれないですね。
榊原:
僕多分、幼稚園くらいが一番厨二病でしたね。
榊原:
幼稚園の頃に、ジャングルジムの一番上に座ってみんなが遊んでいる風景を「みんな楽しそうだな」「世界は僕のもの、僕が世界を管理してあげればもっと幸せになるのに」って考えてたチビっこだった(笑)
榊原:
そうですね、その頃に世界征服に目覚めました。
徳留:
ちょっ…(笑)いつかどこかで世界征服をする役も来るかもしれないからね(笑)
徳留:
…そうだった泣きそうになった話!(笑)最近YouTubeのショートとかを見るんですけど、駅伝のショート動画が流れてきて、区間のラストスパートで少し前にはタスキを待っている仲間がいて、二人ほぼ互角で走っているんですよ。何十キロも走っている中一人が前に走り出て、もう一人がそれを追い抜かしたの。そしたら、抜かされた方がもう一回抜かし返したの!最後すごいフォームも崩れていて、ただただ一生懸命に最後の力を振り絞って走っているんですよ。みんな綺麗なフォームで走るのが当たり前だけどそんなこと関係なく、魂だけでタスキを届けるんだというその感じがすごいなと。
徳留:
そうなの。最後は、ほぼ同着だったんですよ。二人ともお互いに「あいつ強い」って言っていて認め合っている感じもすごく熱くて、そういうのでちょっと泣けましたね。
ご自身が悩みを相談するなら【カウンセラーの律路】【神父の行瑠】どちらに相談しますか?
榊原:
これね~…自分がキャラクターのどちらかになって、どちらかに相談できるなら絶対に僕は【行瑠くんになって律路くんに相談する】っていう道を選ぶんですけど、第三者として…でしょ?(笑)
徳留:
そうだよ、だからあなたとして、優希としてだよ!
榊原:
二人の奥深いところまで知ってしまっているからなんかね、すごく揺らいじゃうよね(笑)完全に表面だけで選ぶのであれば…律路さんに相談するかな。………あ、うーん…あー…
榊原:
行瑠さんと癖トークで盛り上がりたい気もする…それ悩みじゃないか(笑)
榊原:
でも律路さんに、「こんな癖があって悩んでいるんです」って相談するふりをして、律路さんの脳内に「行瑠くんからもし同じことをされたらどうしよう」って想像させるというプレイはちょっとしたい…(笑)
徳留:
す、すごい…ねじ曲がってるな(笑)その先にいってるよ(笑)
榊原:
それで律路さんがそちら側の世界に入りそうになって「先生?」って僕が言って「…あ、あぁ」って取り繕う律路さんはちょっと見たいって感じですね。
徳留:
あぁー…じゃあ悩みじゃないね(笑)そうかそうか…(笑)僕も律路さんかな。さっきも言っていらしたけど、どっちも良いところ、深いところを知ってしまっているので難しいですけど、職業として考えるならカウンセラーかなと。データとかちゃんと持ってるし、根拠とかもきちんと説明してくれる感じがあるのはカウンセラー律路かなってなっちゃいますね。でも懺悔だったら行瑠か…
榊原:
なんか二人のことを知ってしまってるから、懺悔しようとしたとしても「この人私生活で縛るんだろうな」とか思ってしまいそう(笑)
徳留:
そうそう!(笑)「この人ポケットには縄持っているのかな」って(笑)
榊原:
頭の片隅で律路さんをどうイジメようとか考えてたりするのかなってちょっと想像しちゃうね。
徳留:
知ってる側で言うとそうなっちゃうよね。まぁでも僕は律路かな。
行瑠の特技はお菓子作りですが、ご自身の特技を教えてください。
榊原:
特技と言えるかは分からないんですけど、絵を描くのがすごく好きですね。サイン色紙とかを書かせていただくときとかに、細かく丁寧に書くのは難しいんですけど、こんなイタズラをサインにしたら楽しそうだなとか、作品名とかを入れさせていただけるときに、こんな書体にしちゃおとか、そういう遊びが出来て結構日常生活というかお仕事にも役立ってる気がしますね。
徳留:
たしかにたしかに。他の作品でご一緒したときに、そのときもすごく綺麗なサインを書いていて、作品にまつわる絵もしっかり描いていましたね。そのときにすごいなと思って。絵も上手いし、やっぱり愛が伝わるなって思いましたね。
榊原:
昔から漫画とかを読んでいて、自分も描きたいと思い暇な時にひたすら描いてましたね。主に授業中だったかもしれないですけど(笑)授業中に「ここ分かってるからいいや」と思ったときや、テストを解答し終わった空き時間にテスト用紙に絵を描いたりしてましたね。
徳留:
えらいな、やること全部やってからね。僕やることやってないのに描いてるときありましたから。
榊原:
(笑)もともと漫画家さんになりたいなとか思っていた時期もあったんですが、なんやかんや色々しているうちに声優さんになりたいと思って移ろっていきました。やっぱり演じていて、この二人だったらこういうシチュエーションが見たいなとか、その画を脳内で構築しちゃうときありますね。
徳留:
役者だけじゃなくてそっちの視点からも見られるんだね!すごいね。
榊原:
(笑)演技の中に妄想がのってしまうかもしれないから自重しないと、抑制剤のまないとヤバいかもしれない(笑)
徳留:
あららら(笑)副作用は気を付けてね!飲み過ぎないように用法容量は守ってね(笑)僕の特技は、最近というか、ここ数年ジムに行くようになって足が速くなりましたね(笑)だから遅刻しそうなときとかすごく足が速くて、身体が追い付かないみたいなときあって、足だけが回って(笑)
徳留:
多分昔よりは持久力が付いた気がしますね。以前は、ジムに行ったら一日で腹筋、背筋、足のトレーニングをしてからマラソンをして、全身やったら二,三日休んでもう一回するというやり方でやっていたんですけど、最近はちゃんと部位を限って、今日は足、今日は胸、今日は背中ってバラバラにして毎日行くくらいにしてます。
榊原:
なるほど、クールダウンする部位を切り替えて。
徳留:
やばいやばい!(笑)行瑠の攻め具合が…これ以上はやめておきましょう(笑)
榊原:
僕自身読んでいてすごく楽しくて、なんというか綺麗な言葉に直して表現してお伝えするのが難しいですけど(笑)
榊原:
ついつい感情移入してしまうくらい二人の心の動きや傷つき方とかが、先生から天賦の才を感じるというか(笑)先生と居酒屋で飲みながら癖トークをしたらきっとめちゃくちゃ面白いものがきけるんだろうなというか(笑)これは多分相当深いところまで解していないと出てこない心の傷付き方とか、葛藤だよなっていう瞬間がいっぱい散りばめられていて、先生が二人を愛しく思いながら描いてくださっているんだなということがとても伝わってくるそんな作品だと思います。なので、演じるときも「先生分かりますよ、ここが好きですよね!」とか思いながら演じていました(笑)
榊原:
終始すごくノリノリで演じられる作品でした。なので、ぜひぜひ聴く側としては一旦何もかも忘れて二人の世界というか、この作品の世界に没入してキュンキュンしていただけたらと思います。
徳留:
先ほども言ったとおりすごく素敵な作品で、収録が始まる前からどんな方がやるんだろうとか、すごい面白いなと思って見ていたらピッタリですよね。大塚さんもそうだし田丸さんもそうだし榊原くんもそうだし、もちろん素敵な原作だからこそ、ドラマCDならではのより良いものが出来ていて、僕もその中に参加できてすごく光栄だなと思ったし、“2”が来たときはすごく嬉しくて、「また演じる事ができるんだ、しかも前回よりちょっと多めに!やったー!」って(笑)特典も、僕らの掛け合いもそこそこ出来てすごく嬉しいなって思いました。ぜひぜひこれからもたくさん応援していただいて、“3巻”もね。
徳留:
続けて出来たら嬉しいなと思います。ぜひぜひ応援してくださっている皆様、よろしくお願いいたします。